研究課題/領域番号 |
17H02373
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中島 楽章 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (10332850)
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研究分担者 |
岡 美穂子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30361653)
藤田 明良 天理大学, 国際学部, 教授 (50309514)
山崎 岳 奈良大学, 文学部, 准教授 (60378883)
鹿毛 敏夫 名古屋学院大学, 国際文化学部, 教授 (60413853)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 東アジア史 / 島嶼・海域史 / 比較・交流史 / 史料研究 / 日本史一般 / 東南アジア史 / 南欧近現代史 / 東アジア海域 / 紛争 / 外交 / 中国 / 日本 / 朝鮮 / ポルトガル / 交易 / 海上貿易 / 日本史料 / 漢籍史料 / イベリア史料 / イベリア |
研究成果の概要 |
本研究課題では、日本史料・漢籍史料・イベリア史料を、各分野の専門家の協力により総合的に検討することにより、16-17世紀の東アジア海域における紛争と外交の諸相について、多角的・総合的な共同研究を進めた。この共同研究の成果として、研究代表者・分担者・協力者、および海外共同研究者が寄稿した和文・英文の論文集を刊行した。それによって16-17世紀における東アジア海域の変動過程を、各国史的な研究領域の枠組みを超えて考察し、その成果を国内外の学界に広く発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
16-17世紀の東アジア海域では、日本・明朝・朝鮮・琉球、およびポルトガル・スペインなどのヨーロッパ諸国の間で、海上勢力間の対立から国家間の大規模な戦争にいたるまで、さまざまな紛争が多発し、その解決のために外交活動が行われた。こうした紛争や外交の全体状況を理解するためには、一国史ないし二国間関係史の枠組みだけではなく、当時の東アジア海域に関連する諸勢力・諸国家の動向を多角的・多言語的に検討することが必要である。本研究課題では、和文史料・漢籍史料・イベリア史料を専門とする、日本・中国・台湾・アメリカの研究者の共同研究により、この課題について総合的な研究を進めた。
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