研究課題/領域番号 |
17H02387
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
小林 道彦 北九州市立大学, 基盤教育センター, 教授 (80211910)
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研究分担者 |
森 靖夫 同志社大学, 法学部, 教授 (50512258)
瀧井 一博 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (80273514)
西田 敏宏 椙山女学園大学, 現代マネジメント学部, 准教授 (90362566)
奈良岡 聰智 京都大学, 法学研究科, 教授 (90378505)
松本 浩延 同志社大学, 法学部, 助教 (30844089)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 山県有朋 / 日本史 / 日本近代史 / 陸軍 |
研究成果の概要 |
大山梓編『山県有朋意見書』(原書房、1966年)を底本とする『新版・山県有朋意見書』の編集・刊行に向けて研究を行ってきた。大山前掲書刊行以来、約半世紀にわたって日本国内の史料館で収集・公開された近代関係文書には膨大なものがあるが、本研究ではまずそれらの史料から山県の意見書を選別・撮影・翻刻し、さらに『公爵山県有朋伝』などの刊本に収録されている意見書をリストアップして、山県有朋意見書の全容を把握した。編纂作業は「解題」執筆以外はほぼ完了しており、2020年度内の入稿をめざしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
山県有朋は伊藤博文とともに明治国家を制度設計した軍人政治家であり、頻繁に意見書を執筆し、天皇や政府要路に上奏・頒布したことでも著名な人物である。最新の史料状況に基づく『新版・山県有朋意見書』の編集・刊行は、山県有朋研究に資するのみならず、「近代日本」を考察する上でも必須かつ核心的なデータベースを構築することに他ならず、その学術的・社会的意義はきわめて大きい。
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