研究課題/領域番号 |
17H02389
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
中島 圭一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (50251476)
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研究分担者 |
本多 博之 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (30268669)
伊藤 啓介 総合地球環境学研究所, 研究部, 外来研究員 (10733933)
高木 久史 大阪経済大学, 経済学部, 教授 (50510252)
川戸 貴史 千葉経済大学, 経済学部, 准教授 (20456289)
千枝 大志 同朋大学, 仏教文化研究所, 非常勤職員 (00609969)
石神 裕之 京都芸術大学, 芸術学部, 准教授 (10458929)
橋本 雄 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50416559)
中島 楽章 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (10332850)
三宅 俊彦 淑徳大学, 人文学部, 教授 (90424324)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 中世貨幣 / 渡来銭 / 為替 / 割符 / 永楽銭 / 出土銭 / 東アジア / 日本史 / 中世史 / 貨幣史 / 貨幣 |
研究成果の概要 |
最終年度にCOVID-19の影響で計画の度重なる延期や変更を余儀なくされたものの、研究期間全体を通じて10回にわたり、貨幣流通関係の古文書、出土銭の実物と出土地点、あるいは銭貨流通の拠点遺跡などの現地調査と研究会を開催し、研究組織全体で相互に成果・知見や視点・方法を共有した。本研究の主要メンバーのほぼ全員と、研究会に招いたゲストスピーカーの一部から寄せられた15本の論文を、「中世貨幣の成立と展開」「貨幣をめぐる明と日本」「出土銭からみた貨幣流通」「中世から近世へ」の四部に編成して、中島圭一編『日本の中世貨幣と東アジア』(勉誠出版)として刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中世貨幣を研究の対象とする日本史学(文献史学)・考古学・東洋史学・経済史学などの主要な研究者が集まり、個々の専門の枠を超えて共に同じ古文書や遺跡・出土遺物を実見するとともに研究報告・討論を重ねたことにより、学際的な中世貨幣学の基礎を固めることができた。その上に立って、政治権力のコミットが極端に希薄という特異な特徴をもつ日本の中世貨幣に対する理解を深めることにより、時代や地域ごとの政治環境に左右されない貨幣一般の特質を究明して社会に還元していくことが今後期待される。
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