研究課題/領域番号 |
17H02391
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
須田 努 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任教授 (70468841)
|
研究分担者 |
檜皮 瑞樹 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (00454124)
高江洲 昌哉 神奈川大学, 外国語学部, 非常勤講師 (10449366)
伊藤 俊介 福島大学, 経済経営学類, 教授 (10737878)
宮間 純一 中央大学, 文学部, 准教授 (10781867)
武内 房司 学習院大学, 文学部, 教授 (30179618)
加藤 圭木 一橋大学, 大学院社会学研究科, 准教授 (40732368)
大峰 真理 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (70323384)
崎山 直樹 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (10513088)
趙 景達 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (70188499)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
|
キーワード | 民衆暴力 / 社会変容 / 思想・宗教 / 地域社会 / 表象 / 思想 / 宗教 / 表象・言説 / 歴史学 / 暴力 / 民衆史 / 戦争記憶 / 北アイルランド紛争 / 成田闘争 / フランス革命 / 宗教対立 / 幕末維新 / 民衆運動 / 革命・反革命 / 日本史 / アジア史 / 民衆 / 霧社事件 / 2.28事件 / 「コザ暴動」 |
研究成果の概要 |
①日本近世・近代・現代、②沖縄現代、③朝鮮近代、④ベトナム近代、⑤フランス近代、⑥アイルランド現代、を研究領域として、調査・研究を実行し、成果を得た。その成果は、以下の構成で2023年度公刊予定である。Ⅰ総論:「民衆暴力を論じる意味」、Ⅱ「宗教・思想を背景とした民衆暴力」:①④⑤、Ⅲ「地域社会内部で発動される民衆暴力」①②③⑦、Ⅳ「民衆暴力をめぐる表象・言説」①③
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本企画では、専門集団・国家による組織化された戦争やテロではなく、普通の人びとが行使する暴力(民衆暴力)の問題を歴史の文脈から分析する。研究フィールドは日本(北海道・沖縄)近世・近代・現代、朝鮮近代、ベトナム近代、フランス近代、アイルランド近代とする。 民衆暴力が行使されたのち、被害と加害が同居する地域社会において、それがいかに記憶・記録され語られていったのか,という問題も考察する。これにより、民衆の多様な側面、矛盾を含んだ諸要素を明らかにすることで、低迷している民衆史研究を活性化させるとともに、「現代歴史学」の方向性にも一石を投じることができる。
|