研究課題/領域番号 |
17H02405
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
秋山 晋吾 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (50466421)
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研究分担者 |
戸谷 浩 明治学院大学, 国際学部, 教授 (00255621)
木村 真 日本女子大学, 文学部, 研究員 (20302820)
松浦 真衣子 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 准教授 (40737235)
山本 明代 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (70363950)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | ヴラーフ / 東欧 / バルカン / 移動 / 集団形成 / ヴラーフ人 / ギリシア / 中欧 / 移民 |
研究成果の概要 |
本研究は、バルカン半島南部から近世以降中欧、新大陸に移住し、コミュニティを形成したヴラーフ人と呼ばれる集団を歴史学的観点から研究するための基礎を構築することを目的とした。東欧各国史を専門とする研究チームにより、各国民史におけるヴラーフ人の位置づけの整理、各国アーカイヴの文書所蔵状況の調査、事例研究に基づく近世から近代にいたるヴラーフ人の移動と集団形成の時代的および地理的段階性の総合的把握という3 つの課題を遂行した。Covid19パンデミックのため、研究期間後半には現地調査が予定通りに遂行できなかったが、ヴラーフ研究の基盤を整えることができた。成果論集は近年中に公刊予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代世界における国境・地域を越えた移動の活発化、多文化・多言語の共生の実態を把握し、問題を抽出するにあたって、近代以前に生じていた人々の移動と集団の変容過程に関する研究は不可欠である。バルカン半島を北上したヴラーフ人の移動過程は、21世紀に活発化している中東・アフリカからヨーロッパへの人の移動の原型といえ、今日的なものとみえる現象の歴史的意味を考えることに、本研究は貢献するものである。
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