研究課題/領域番号 |
17H02508
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
矢島 美寛 東北大学, 経済学研究科, 客員教授 (70134814)
|
研究分担者 |
松田 安昌 東北大学, 経済学研究科, 教授 (10301590)
三浦 良造 一橋大学, その他部局等, 名誉教授 (30107081)
中島 賢太郎 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 准教授 (60507698)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 時空間計量経済学 / 時空間統計科学 / 時空間計量ファイナンス / 時空間都市地域経済分析 / 時空間確率場 / 時空間ファイナンスモデル / ネットワーク社会モデル / 時空間統計解析 / 時空間都市・地域経済分析 / ネットワーク社会経済モデル / 時空間都市経済分析 / 時空間統計学 / 計量経済学 / 空間経済学 |
研究成果の概要 |
本研究では、時空間計量経済学の発展に貢献するために、新たな計量経済学モデルの構築とそれらモデルに対する統計的推測理論の確立およびモデルの実際データへの有効性について研究を推進した。 具体的には、第1に時空間非定常確率場に対してその理論的性質の解明および実際データ解析への有用性を示した。第2に大規模時空間データを解析するためのモデルの構築と迅速な解析手法の開発を行った。第3に時空間依存性を考慮した計量ファイナンスモデルを構築し、最小2乗推定量を代替するより頑健な順位統計量に基づく推定法を考案した。最後に都市地域経済分析に対して、特にネットワーク社会の解析に有効なモデルを開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
時間的・空間的因果関係あるいは相関関係を同時に考慮した計量経済学モデルの構築、その統計的推測理論さらに実データ解析への有用性に関する研究は洋の東西を問わず数多くないと思われる。このような現状のもとで得られた本研究の成果は、時空間計量経済学の理論的発展に貢献すると考えられる。また実データの解析に関しても、地球温暖化などの環境問題・地震や津波の発生・集中豪雨がもたらす自然災害・COVID-19など感染性疾病の伝播メカニズム・欧州統合や環太平洋経済連携などに象徴される経済のグローバル化・都市の集積メカニズムなど広範な分野への応用が期待できる。
|