研究課題/領域番号 |
17H02517
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
河野 達仁 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00344713)
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研究分担者 |
平松 燈 近畿大学, 総合社会学部, 准教授 (30725255)
中島 賢太郎 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 准教授 (60507698)
馬奈木 俊介 九州大学, 工学研究院, 教授 (70372456)
SHIN KONGJOO 九州大学, 工学研究院, 特任講師 (30757232)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 異質空間 / 都市モデル / 生態モデル / 都市均衡モデル / コードンプライシング / 土地利用 / 密度規制 / 生態系 / 連続都市モデル / 鉄道 / 自動車 / 土地利用規制 / 道路 |
研究成果の概要 |
複数の異質エリアを持つモデルとして,二つのモデル開発を行う.一つは,伝統的なAlonso型の都市経済モデルと,食物連鎖のある生態系を統合したUrban-ecosystem modelを開発する.従来研究とは異なり,連続距離空間を考慮しているため,地点別に異なるメカニズムを捉えたうえで,地点別の土地利用規制や森林政策を提案できる.二つ目は,自動車混雑のある都市におけるコードン料金の位置と水準ならびに交通関連税を同時最適化している.空間を考慮すべき自動車関連税の議論に分析結果が有用である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特徴は,複数の異質エリアの同時考慮である.都市経済学では,連続距離空間の都市モデル(が一般的である.しかし,その分析のとき住宅エリアのみなど一つのエリアに着目することが一般的である.実際,ビジネスと住宅の両エリアを考慮した代表的都市モデルはFujita・Ogawa (1982)などの研究に限られている.分析する政策が,交通課金や土地利用規制等のように異質エリア間の相互依存の影響が強い場合,異質エリアの同時考慮は欠かせない.
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