研究課題/領域番号 |
17H02519
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 中央大学 (2020-2021, 2023) 東京大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
田渕 隆俊 中央大学, 国際経営学部, 教授 (70133014)
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研究分担者 |
高橋 孝明 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (30262091)
佐藤 泰裕 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30332703)
井堀 利宏 政策研究大学院大学, 政策研究科, 特別教授 (40145652)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 空間経済学 / 都市経済学 / 経済政策 / 経済理論 |
研究成果の概要 |
「空間経済理論の再構築」に関する研究では、Melitz and Ottavianoの理論モデルに内在する問題点を解決する方向で研究を進めた。 「都市地域システムの経済厚生分析」に関する研究では、中国の近年の経済発展のモデルを構築し、その動学化に成功したので、論文にまとめたところである。 「知識創造による都市の発展と衰退のメカニズムの解明」に関する研究では、生産活動によって生じる環境汚染を都市経済モデルに組み込み、都市の発展と衰退に着目した研究を行った。さらに、産業間の変遷と農村から都市への人口移動を同時に扱う理論モデルを開発した。その他の分野についても、順次研究を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「空間経済理論の再構築」に関する研究では、新国際貿易理論の中心であるMelitz and Ottavianoモデルに内在する問題点を解決することによって、新たな知見が得られ、理論的な進展が見られた。 「都市地域システムの経済厚生分析」に関する研究では、中国の改革開放政策が経済発展与える影響を明らかにしたので、開発途上国の経済発展の一助になると考えられる。 「知識創造による都市の発展と衰退のメカニズムの解明」に関する研究では、都市経済活動によって引き起こされる環境汚染を減じる政策を得ることができた。その他、いくつかの分野において理論化の試みを行い、それらの相互作用によって新たな知見が期待できる。
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