研究課題/領域番号 |
17H02524
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
胡 云芳 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (30379466)
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研究分担者 |
三野 和雄 京都大学, 経済研究所, 特任教授 (00116675)
大土井 涼二 東京工業大学, 工学院, 准教授 (90433292)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 経済成長 / 国際貿易 / 資本の国際間移動 / 金融市場の発展 / 人的資本の蓄積 / 教育の選択 / 技術の内生的選択 / 所得分配 / 産業構造変化 / 教育選択 / 海外直接投資 / 開放経済 / financial frictions / agent heterogeneity / 内生的技術の選択 / 経済動学 / 財政政策 / 異質的経済主体 / 所得格差 / 教育投資 / 経済成長・経済発展 / 経済主体の異質性 / 金融市場の不完全性 / 資源配分 / 持続的な経済成長 / 構造変化 / 市場開放 / 資本移動 |
研究成果の概要 |
本研究は、一国または複数国の経済成長や経済発展、金融市場の発展度合い、国際的・部門間資源配分に関する諸問題を検討し、既存の文献に新しい知見を提供するものである。世界経済の金融または実体経済のレジームの変化が、国際間の資本フローや富の国際間分配に影響を与え、それが各国の生産性に影響を与えることを新たに示した。また、先進国と途上国で持続的な経済成長の鍵が異なることを示し、先進国では知識資本への投資効率の向上が、途上国では知識蓄積への障壁の解消が最重要課題であることをデータで示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、経済メカニズムの理論的な分析に加え、理論的な分析から得られた結果やその働きの意味を、実際の経済データと比較することで理解しやすくする工夫をしている。例えば、貿易環境や経済システムに関わる変化について、一時的な経済効果だけでなく、その変化が長期的に人々の生活にどのような影響を与えるかを総合的に考えることの重要性を示し、社会全般における政府の政策について理解を深めることができる。
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