研究課題/領域番号 |
17H02547
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
芝田 隆志 東京都立大学, 経営学研究科, 教授 (70372597)
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研究分担者 |
木島 正明 広島大学, 情報科学部, 教授 (00186222)
西原 理 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (20456940)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | ファイナンス / クレジットリスク / 資金制約 / 非対称情報 / 企業金融 / 最適資本構成 / オプション理論 / 連鎖倒産 / 負債の再交渉 / 投資タイミング戦略 / リアルオプション |
研究成果の概要 |
本研究では,不完全な金融資本市場(例えば,資金制約や非対称情報)を仮定した上で,企業のクレジットリスクを勘案した財務指標を推定する数理モデルを構築し,金融資本市場の不完全性が,企業の投資行動や資金調達方法に与える影響について明らかにした.学術的な研究業績としては,国際学術誌に26本の論文を刊行(すべて査読つき,うち国際共著5件),学会にて45件の発表(うち招待講演4件,うち国際学会28件),書籍1編の刊行に集約される.また,研究成果を発信するため,外国の研究機関に所属する研究者を東京に招聘し,国際ワークショップを2017年度と2019年度に開催した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における学術的意義は,新しい数理モデルを開発した点にある.具体的には,既存の数理モデルでの仮定(条件)を再考し,もしある仮定が実務と合致しないならば,その仮定を実務に合致するように条件を変更(緩和)して新しい数理モデルを開発した.本研究における社会的意義としては,新しく開発した数理モデルを,実務へ適応しようと試みている点にある.本研究では,新しく開発した数理モデルを実務に適用できるように,さらに研究を進めている.
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