研究課題/領域番号 |
17H02578
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
山本 昭二 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (80220466)
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研究分担者 |
森藤 ちひろ 流通科学大学, 人間社会学部, 教授 (10529580)
山本 奈央 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (70551662)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 選好構成 / 選択過程 / 店舗実験 / eコマース / オムニチャネル / 意思決定 / ECサイト / 店舗購買 / 情報処理 / 経営学 / 商学 / 消費者行動 / 認知心理学 / デジタルマーケティング / 電子商取引 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
本研究は、科学研究費(基盤B:24330135)に引き続き選好が構成される過程を追跡する実験装置をクラウドで運用するシステムを開発することとHTML5にシステムを変更することを第一の目的としている。この目的は、平成29年度にはおおよそ完成したが、被験者が閲覧しているページ内でのスクロール位置の検出はWindowsのPC以外への実装は技術的、予算的に困難であることから、その他の機器には実装されなかった。このシステムを利用して平成30年度に店舗とインターネットを使ってフィールドでの実験が行われ、システムの動作を確認した。その後covid-19の感染拡大で実証研究はオンライン上で実施された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、当初予定されていた消費者の選好構成の過程を追跡するシステムをクラウド上で実現するという目的を達成した。特にモバイル環境での実験が可能となったことで消費者が店舗や自宅で行う情報収集と意思決定の途中で構成する選好を理解することが出来るようになったことが大きな成果であった。実験ではオムニチャネルの状況を実査でシミュレートすることが出来るようになり、実証的な観点から実験者が設定できる自由度が高まることでオンライン上での実験が容易に設定できるこのシステムをクラウド上で使える環境を用意することができた。また、本システムのサービス研究への拡張性を理論的に検討したことは次の研究に繋がると考えられる。
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