研究課題/領域番号 |
17H02591
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大谷大学 (2018-2020) 広島大学 (2017) |
研究代表者 |
西村 雄郎 大谷大学, 社会学部, 教授 (50164588)
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研究分担者 |
松宮 朝 愛知県立大学, 教育福祉学部, 准教授 (10322778)
高野 和良 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (20275431)
河野 健男 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (40144901)
佐藤 洋子 高知大学, 教育研究部総合科学系地域協働教育学部門, 講師 (60627561)
小内 純子 札幌学院大学, 法学部, 教授 (80202000)
藤井 和佐 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (90324954)
相川 陽一 長野大学, 環境ツーリズム学部, 准教授 (90712133)
岩崎 信彦 神戸大学, 人文学研究科, 名誉教授 (20086052)
鰺坂 学 同志社大学, 社会学部, 教授 (60135960)
杉本 久未子 大阪人間科学大学, 人間科学部, 教授 (60340882)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 地域生活文化圏 / 地域イデア / 十勝地域生活文化圏 / 大崎地域生活文化圏 / 鯖江地域生活文化圏 / 綾部地域生活文化圏 / 日田地域生活文化圏 / 十勝・帯広地域生活文化圏 / 社会解体的危機 / 十勝・帯広地域文化圏 / 大崎地域文化圏 / 綾部地域文化圏 / 日田地域文化圏 |
研究成果の概要 |
日本の地方社会は地域経済の衰退と人口減少、高齢化が進展している。 本研究は、地域固有の生活原理である<地域生活イデア>を基底におき、地域住民が自律的・内発的にサスティナブルな<地域生活文化圏>を形成している十勝、大崎、鯖江、綾部、日田圏のあり方を調査研究し問題克服の道を構想することにある。 本研究では、各圏域の農業を中心とした産業の展開と住民生活や自治体、集落、農協、NPO、企業体などの協業、協働による地域づくり活動の特質を明らかにした。しかし、これらの地域に対する比較社会学的考察がコロナ禍によって達成できず、「新たな日本社会のあり方を構想する」と言った課題は残った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、地域固有の生活原理である<地域生活イデア>を基底におき、地域住民が自律的・内発的にサスティナブルな<地域生活文化圏>を形成しているという仮説のもとに十勝、大崎、鯖江、綾部、日田地域生活文化圏の調査研究を行ってきた。これを通して調査対象地域が<地域イデア>に沿って様々な地域問題を解決してきたプロセスに分析を加え、調査対象とした<地域生活文化圏>の特質を解明した。さらに、この研究成果に比較社会学的考察を加え「新たな日本社会のあり方」を検討しようとしたが、コロナ感染の広がりの中で十分に達成することができなかった。
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