研究課題
基盤研究(B)
本研究は、乳幼児期の子育て支援機関における科学的な根拠に基づく「虐待予防および悪化防止支援モデル」を開発し、実用化することを目的とした。保育者と保護者に対する質問紙調査と面接調査を実施し、コホートを用い、子どものウエルビーイングを目的変数に、不適切な養育環境など家庭環境要因、発達障害など子どもの特徴要因、保護者のストレスなど保護者特徴要因、社会サポート要因などを説明変数に、複合的な関連について多変量分析を用いて検証した。それらの成果に基づき、子育て支援と環境支援を連動した「虐待予防および悪化防止支援モデル」を開発した。
本研究は、こども園、保育園、幼稚園など乳幼児期の子育て支援機関において、科学的な根拠に基づいて虐待予防および悪化防止を支援するための方法について開発したものである。子どもおよび保護者に対する子育て支援専門職のアセスメントの方法、働きかけの方法、評価の方法を提示し、実用化を図った。特に、虐待の悪化防止の仕組みに注目し、発達の道すじと支援方法がどのように関係するかを明らかにし、実践に活かすことのできる教育方法なども開発した。
すべて 2019 2018 2017 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 4件、 招待講演 4件) 図書 (2件) 備考 (2件)
Makara Journal of Health Research
巻: 23 号: 2 ページ: 82-89
10.7454/msk.v23i2.10636
Child and Adolescent Psychiatry and Mental Health
巻: 12 号: 1 ページ: 52-57
10.1186/s13034-018-0258-8
120007128262
Children and Youth Services Review
巻: 91 ページ: 204-212
発達研究
巻: 31 ページ: 215-220
40021261860
http://plaza.umin.ac.jp/~empower/ecd/
http://childnet.me/