研究課題/領域番号 |
17H02609
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
坂野 純子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (70321677)
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研究分担者 |
矢嶋 裕樹 新見公立大学, 健康科学部, 准教授 (00550469)
澤田 陽一 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (50584265)
山崎 喜比古 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (10174666)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | SOC / 高齢者 / 社会関係資源 / 遂行機能 / 急性ストレス反応 / Social provision / 媒介効果 / 認知機能 / 社会資源 / 神経基盤 / 汎抵抗資源 / 社会調査 / ストレス / 健康要因 / 精神的健康 / 人間関係資源 / ストレス緩衝効果 / 認知基盤 / Sense of coherence / ストレス対処力 / 地域支援事業 |
研究成果の概要 |
地域支援事業に適用可能な高齢者を対象とした介入プログラム開発とその効果測定へ向けたSOCの応用可能性を検証すべく、種々の課題に取り組んだ。その結果、SOCが高齢期のポジティブ/ネガティブな精神的健康を有意に促進/低減すること、社会関係資源がSOCを媒介にポジティブ/ネガティブな精神的健康を説明すること、SOCが生理心理学的ストレス反応に対して緩衝効果を示すことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、SOCは30代まで発達し高齢期に至るまで安定しているとされていたが、近年、介入研究により高齢期でもSOCが発達する可能性が示唆されている。本研究により、高齢者を対象にSOCあるいは社会関係資源への介入により、高齢期のポジティブな精神的健康の促進、あるいはネガティブな精神的健康の低減を示唆する知見を明らかにできたことから、元気高齢者の介護予防・健康増進を目的とする「生き生きしている・活力のある」といった実存レベルの状態に働きかけるための介入プログラム開発のための示唆を得られたものと考えられる。
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