研究課題/領域番号 |
17H02612
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
木村 美也子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (80635441)
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研究分担者 |
山崎 由美子 川崎市立看護短期大学, その他部局等, 教授 (00341983)
山崎 喜比古 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (10174666)
吉田 穂波 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (20626113)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ネガティブサポート / 受援力 / 援助要請 / ソーシャルキャピタル / 精神健康 / Well-being / ストレス対処力SOC / 母親 / Help-seeking / Sense of Coherence / 新型コロナウィルス感染症 / ネガティブサポート/サポート/支援 / Help-seeking/援助要請 / Sense of coherence / 受援/受援力 / 支援/子育て支援 / 支援要請/援助要請/Help-seeking / sense of coherence / 未就学児 / Sence of coherence / 子育て支援 / Sense of coherence (SOC) |
研究成果の概要 |
未就学児の母親が遭遇するネガティブサポート(NS,不適切な支援)の実態とそのインパクトを明らかにするため,質的調査(母親/専門職他26名対象)・量的調査(各都道府県100名,計4,700名の母親対象)を実施した。母親らの4~5人に1人は妊娠期から子育て期に遭遇した様々なNSにより,医療専門職や子育て支援提供者に相談することを止めたり,頼りたくないという思いを抱いていた。また未就学児の母親の受援力尺度を開発し,信頼性・妥当性を検証した。 量的調査は,実施後4か月目のパンデミック期に追跡調査を実施することができたため,パンデミック期特有のNSの実態とそのインパクトについても探索することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,未就学児の母親が遭遇する多様なNSについて明らかになり,NS体験がその後の援助要請の障壁となる可能性,受援力低下につながる可能性が示唆された。また本研究で開発した受援力尺度は虐待傾向,精神健康とも関連がみられたことから,受援力向上に向けたアプローチの必要性も提起できた。 パンデミック下では幼い子へのマスクの強要など,特有のNSが発生しており,こうしたNS体験と母親の精神健康との関連も示唆された。
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