研究課題/領域番号 |
17H02668
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
柳田 雅明 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (20260523)
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研究分担者 |
飯田 直弘 北海道大学, 高等教育推進機構, 准教授 (80578063)
中西 啓喜 桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (10743734)
御手洗 明佳 淑徳大学, 教育学部, 准教授 (00725260)
花井 渉 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教 (60783107)
中島 悠介 大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (60780939)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 国という単位を超える / キャリア教育 / 後期中等教育における職業教育 / 高大接続 / 厳正性と包摂性 / 国際比較 / 国際バカロレア / イングランド・ドバイ・シンガポール / 後期中等教育 / 職業教育 / 包摂性 / 厳正性 / トランスナショナル / 職業キャリア教育 / イングランド / UAE(ドバイ) / シンガポール / イギリス・ケント州 / アラブ首長国連邦(ドバイ) / イギリス・ドバイ・シンガポール |
研究成果の概要 |
本研究は、職業とキャリアに関する教育において、国という単位を超える(transnational)枠組みが各国・地域でどう機能するのかを、後期中等教育段階カリキュラムに着目して、「国際バカロレア・キャリアプログラム」(IBCP)を、イギリス(イングランド)・UAE(ドバイ)・シンガポールについて、比較研究した。「国を超える」「国・地域における)」「現場・地元における」また「学習成果に関する評価厳正性と到達度」「学習機会に関する包摂性」「 持続可能性、特に財源面において」ならびに実践校における「プログラム導入目的」「入学者選考における包摂・選別」について各比較対照表として暫定的に示せるに至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国という単位を超えるカリキュラム枠組みに着目して研究を進める重要性をさらに認識できた。特に、職業専門教育内容を組み込んだ取り組みが、各国それぞれに存在していることに切り込むことがやはり重要であると改めて確認できた。本研究で軸として検討した「国際バカロレア・キャリアプログラム」(IBCP)が、国際バカロレアが独自に設定し評価認定してきた部分とで、質保証や水準の維持でどう関係し合うのかをより明確にすべく検討することが課題であるとはっきりできた。当初目指した研究成果という観点からはまだ全く不十分な段階であるものの、研究深化に資するよう取り組み、今後の発展を可能とするかなりな基盤は作れたとは言える。
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