研究課題/領域番号 |
17H02688
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
堀江 未来 立命館大学, 国際教育推進機構, 教授 (70377761)
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研究分担者 |
秋庭 裕子 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 講師 (10313826)
星野 晶成 名古屋大学, 国際機構, 特任講師 (40647228)
筆内 美砂 立命館大学, 国際教育推進機構, 嘱託講師 (60362208)
近藤 祐一 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (80178433)
平井 達也 立命館アジア太平洋大学, 教育開発・学修支援センター, 教授 (80389238)
藤井 基貴 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80512532)
高木 ひとみ 名古屋大学, 国際機構, 特任准教授 (90420364)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 国際教育 / 異文化感受性 / 異文化教育 / ワークショップ開発 / SGU / SGH / グローバル人材 / 高大連携 / ファシリテーター育成 / プログラム開発 / 異文化学習 / 教材開発 / ファシリテータ育成 / 海外研修 / 多文化間共修 / 質保証 |
研究成果の概要 |
教育のグローバル化に伴い急速に拡大する国際教育実践において、知識獲得と異文化体験学習を組み合わせた国際教育プログラムの開発・実施・評価・質保証のサイクルを教育現場で担う人材育成が課題である。本研究では、異文化体験学習関連理論を多面的・批判的に検証し、理論的基盤を整理したのち、高校・大学で国際教育実践を担う人材育成のためのワークショップの開発を行った。開発過程においては、毎年、設計・実施・検証を繰り返すとともに、現場のニーズ調査等を通して、複数のモジュールから構成されるワークショップを完成させた。今後、ワークショップの開催や書籍化によって、社会に広く普及させる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、理論研究と現場での実践を往復しつつ、国際教育実践現場を担う人材育成に寄与するワークショップを開発した。このワークショップでは、異文化感受性の育成、すなわち、社会におけるダイバーシティ・インクルージョンを牽引できる人材の育成を、国際教育の究極の目的と捉えている。国際移動を伴うかどうかにかかわらず、「異文化体験から学ぶ」という現象を、理論的枠組みをもって整理し、現場の教育実践者にとっても理解しやすく、実践しやすい汎用性の高い形にまとめることができたこと、そして、教育実践者自身が継続的に異文化感受性を高める必要性の理解を促進できたことは、本研究の大きな社会的意義である。
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