研究課題/領域番号 |
17H02690
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 常磐大学 (2018-2019) 常磐短期大学 (2017) |
研究代表者 |
大高 泉 常磐大学, 人間科学部, 教授 (70176907)
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研究分担者 |
深澤 清治 広島大学, 教育学研究科, 教授 (00144791)
森田 香緒里 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (20334021)
小山 正孝 広島大学, 教育学研究科, 教授 (30186837)
唐木 清志 筑波大学, 人間系, 教授 (40273156)
伊藤 哲章 郡山女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (50735256)
岡出 美則 日本体育大学, スポーツ文化学部, 教授 (60169125)
溝口 達也 鳥取大学, 地域学部, 教授 (70304194)
三好 美織 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (80423482)
清水 美憲 筑波大学, 人間系, 教授 (90226259)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 教科教育学 / 教科教育学論 / 国語科 / 算数・数学科 / 社会科 / 理科 / 英語科 / 体育科 / 英米独仏 / ドイツ / アメリカ / イギリス / フランス / 教育学 |
研究成果の概要 |
英・米・ 独・仏における「教科教育学」論の戦後 70年あまりの展開と教科教育学研究者養成システムの特質を詳細に探った。本研究は、関連資料の収集、分析、キーパーソンへのインタビュー調査等を実施し、「教科教育学」論の展開等を分析・解明した。各国の教科教育学の歴史と現状及び教科教育学研究者養成制度は極めて多様であるが、特にドイツの「一般教科教授学」樹立の新動向を見出した。この動きは、教科教育学がほぼ制度化した現在、世界の教科教育学論のあり方にも大きな影響を及ぼすとの知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「科研費の審査システム改革2018」案を契機に、「教科教育学」のあり方に注目と関心が集まる中、「教科教育学」の伝統と実績のある英米独仏における教科教育学の学問研究としてのあり方や位置づけについての議論(「教科教育学」論)の展開は国内外の「教科教育学」論の深化を図ることに貢献する。これまでの教科教育学研究では個別的な研究は大きく興隆してきたが、そうした研究のあり方を研究する、いわゆるメタ・教科教育学の研究は不十分であった。本研究が教科教育学のメタ研究として「一般教科教育学」樹立という世界の教科教育学の在り方を展望する知見を得た点等々に、学術的意義と社会的意義(教科教育実践的意義)がある。
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