研究課題/領域番号 |
17H02692
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
大谷 忠 東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (80314615)
|
研究分担者 |
中西 康雅 三重大学, 教育学部, 准教授 (00378283)
荒木 祐二 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (00533986)
木下 龍 千葉大学, 教育学部, 准教授 (10586217)
谷田 親彦 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (20374811)
上野 耕史 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (20390578)
森山 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (40303482)
安藤 明伸 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (60344743)
入江 隆 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (70253325)
磯部 征尊 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70736769)
島田 和典 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50465861)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 技術科 / 教育課程 / 技能 / 身体 / 内容論 / 思考・態度 / 身体技能 / 技術科教育 / 教科内容 |
研究成果の概要 |
本研究は2016年度に発表した技術科教育課程編成における最新の教科専門分野の動向を取り入れた内容論的研究を発展させる目的から,主に技能の内容に関して検討した。その結果,2016年度に発表した技術教育における知識・技能に関する内容について加筆・修正を行い,さらに,抽出した内容例示の意義を明確化するとともに,教科専門分野の動向を取り入れた技能の内容について提案した。また,抽出した技術教育固有の対象における技能の内容が,技術教育で取り扱う技術との関係において,主体的なバランスのある思考態度を育成する上での重要な内容として位置付けられた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義に関しては,現在の教育課程における技能学習の問題点を改善するとともに,学術的な側面から学ぶべき本質的な技能に関する指導内容の例示を示した。これらの成果に関する社会的な意義は,技術教育の中核的な学会である日本産業技術教育学会が作成した改訂版「21世紀における技術教育」で報告されている内容構成(一覧表)の基礎資料として新たに提案でき,教科内容学研究の発展・成果につながる。また,学校教育において「身体技能」を伴う学習が含まれる教科群に関して,21世紀に必要な学習者の視点から,一つの「技能」学習の在り方が提案できる。
|