研究課題/領域番号 |
17H02695
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
志村 喬 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70345544)
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研究分担者 |
大西 宏治 富山大学, 学術研究部人文科学系, 教授 (10324443)
金 ヒョン辰 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (10591860)
井田 仁康 筑波大学, 人間系, 教授 (20203086)
伊藤 直之 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20390453)
茨木 智志 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (30324023)
永田 成文 三重大学, 教育学部, 教授 (40378279)
広瀬 悠三 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (50739852)
中平 一義 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (50758597)
山本 隆太 静岡大学, 教職センター, 特任准教授 (80608836)
秋本 弘章 獨協大学, 経済学部, 教授 (90327015)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 社会科教育 / 教員養成 / 地理教育 / poweful knowlege / ケイパビリティ(capability) / カリキュラム / 知識 / 教科教育 / 地理ケイパビリティ / ペダゴギー / 教師教育 / 教員再研修 |
研究成果の概要 |
ケイパビリティ論に基づく社会系教科教員養成・研修システムの国際共同開発研究プロジェクトに参画した。代表的研究成果は,国際次元では国際査読誌 IRGEE(International Research in Geographical and Environmental Education)29巻3号に,日本型研究成果論文Kim et al.(2020)が受理・掲載されたことである。国内次元では,海外寄稿論文を含む成果書籍『社会科教育へのケイパビリティ・アプローチ』(志村編著,風間書房,2021年3月)刊行である。これらにより国際研究貢献と同時に,国際的成果を日本の教科教育・教員養成界へ提言した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教科教育教員養成及び教員研修の改善を図るため,欧米を拠点にはじまった国際共同開発研究プロジェクトに日本から初めて本格的に参画した。研究成果では,欧米とは異なる日本型の研究結果を発信したことに大きな学術的意義がある。具体的には,日本の教師の高い教科専門性を背景とした主体的な教材作成・授業づくり(教科教員の専門職性)をヴィネット協働開発過程から見出し国際発信したことである。国際プロジェクトが,知識とペダゴギーとの関係性究明へと展開しつつある中,本知見は先駆的で重要である。研究成果は教師向けの雑誌論文・書籍でも発信したことから,学校教育現場・教員養成現場への成果還元としての社会的意義も高い。
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