研究課題/領域番号 |
17H02703
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
吉川 幸男 山口大学, 教育学部, 教授 (40220610)
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研究分担者 |
阿濱 茂樹 山口大学, 教育学部, 准教授 (00361973)
佐伯 英人 山口大学, 教育学部, 教授 (30457296)
藤上 真弓 山口大学, 教育学部, 講師 (40737566)
吉田 貴富 山口大学, 教育学部, 教授 (50274147)
坂東 智子 山口大学, 教育学部, 准教授 (60634764)
岸本 憲一良 山口大学, 教育学部, 教授 (90437616)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 小中一貫カリキュラム / 資質能力 / 授業研究 / ナラティブ / 小中一貫 / カリキュラム / 単元デザイン / コンピテンシー / ナラティヴ / 教育課程 |
研究成果の概要 |
本研究は、教員養成学部の教員とその附属学校の教員とが、持続的、継続的な語り合いを通して、小中学校の各段階において獲得するコンピテンシーを明らかにし、それらを系統的に育成するための視点と方法を打ち出すことによって、今日地域的に関心を集めている小中一貫カリキュラムの構築に寄与しようとしたものである。あらかじめ大きな理論仮説を立てず、授業実践の実際から帰納的に語り合う方法を通して、通教科的な汎用的コンピテンシーと、教科固有の視点や概念が関係付けられ、カリキュラム構想の発展し得ることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義は次の2点である。第一に、附属学校の教育実践研究が地域に大きく貢献できる内容になった点が挙げられる。この点は2019年度、附属光小中学校研究大会に参加した現職教員への6ヵ月後のフォローアップ調査における高評価からもうかがえる。第二に、附属学校を活用して学部教員が科研の研究を相互の協議で行うことにより、学部教員は学校の実態に即した研究が可能になり、附属教員は自校のみで展開する理論仮説に振り回されず、より広い視野から自校の教育実践研究を位置付けることができた点である。これは今日求められている教員養成学部と附属学校との望ましい関係といえる。
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