研究課題/領域番号 |
17H02709
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
小林 由利子 東京都市大学, 人間科学部, 教授 (50245297)
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研究分担者 |
椛島 香代 文京学院大学, 人間学部, 教授 (00383307)
花輪 充 東京家政大学, 家政学部, 教授 (10572711)
木村 浩則 文京学院大学, 人間学部, 教授 (40315271)
中島 裕昭 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50217725)
早坂 信哉 東京都市大学, 人間科学部, 教授 (60406064)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 保育者養成 / 演劇的手法 / アクティブ・ラーニング / 演劇 / ドラマ / 遊び / 演劇教育 / 授業開発 / アクティブラーニング / プログラム開発 / 児童演劇 / 教員養成 / 社会学 / 教育学 / 教育方法 |
研究成果の概要 |
当初は、一つのプログラムを開発しようと考えていたが、研究途中で演劇的手法によるアクティブラーニング型授業の場合、受講学生とファシリテーターの特性に合わせる必要があることが明らかになった。そのため汎用性の高いアクティビティを抽出し、実践することに変更し、最終的に誰でもが使用可能なアクティビティを開発できた。 「遊び/ドラマ/演劇連続体」についてヴィゴツキーの考え方を援用して、演劇のルーツが子どもの遊びであることを示すことができた。また、海外現地調査により最近の乳幼児のための演劇は、子どもの遊びを作品に含んでいるので、演劇と遊びの関係性を明らかにすることができた。研究成果報告書を作成し配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育者養成において演劇的手法を導入することは必要であるということは言われてきたが、研究は非常に少ない。今回の演劇的手法を使ってアクティブラーニング型授業を開発する実践的研究は、質的研究と同時に量的研究を行ったので、その有効性を学生の主観的測定から示すことができた。 国際フォーラムを開催して、乳幼児のための研究者だけでなく制作者にスウェーデンの最新の研究成果を紹介できたことは、日本のこの分野の発展に寄与できた。若手研究者にも刺激を与えることができた。最終的に研究成果報告書を作成し、主要な保育者養成校に配布し、今後全国の養成校に配布するので、研究成果の波及効果が期待できる。
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