研究課題/領域番号 |
17H02829
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 大同大学 (2019-2021) 名古屋大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
荻野 正雄 大同大学, 情報学部, 准教授 (00380593)
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研究分担者 |
曽我部 知広 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30420368)
和田 義孝 近畿大学, 理工学部, 教授 (40350847)
杉本 振一郎 八戸工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40451794)
武居 周 宮崎大学, 工学部, 准教授 (40598348)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 計算工学 / 計算電磁気学 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 有限要素法 / 線形方程式 / ハイパフォーマンスコンピューティング |
研究成果の概要 |
電磁場問題のエクストリームスケール・コンピューティングに関する研究開発を行った.特に,複素対称線形方程式に対する高安定な反復解法COMINRES-QLPの開発,電磁場問題に対するバランシング領域分割法適用に関する理論整備,混合精度IC(p)前処理法の開発と有用性評価,重心ボロノイ分割によるメッシュ平滑化技術の開発,1,300億自由度規模人体モデルを用いた世界トップレベルの電磁場解析の実現,などの成果が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,既存の並列FEM解析技術をそのまま新しい時代の計算機に移植するのではなく,重要な要素技術となる反復法や領域分割法などについて理論的検討を行いながら将来を見据えた数値解法を開発してきた点に学術的意義がある.また,産業界を含めた関連分野の研究者や他の共同研究者グループらと開催した「大規模電磁界数値解析手法に関する研究シンポジウム」を5年間開催し続け,研究期間終了後も継続開催することが決まっており,新たなコミュニティ形成に成功したことは将来に向けた大きな意義を持つ.
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