研究課題
基盤研究(B)
高温高圧実験により、地球マントルを構成する岩石の高温高圧下における相変化を明らかにした。またマントル深部で起こるアルミニウム含有鉱物、クロム含有鉱物などの相転移を解明し、X線回折法により、新しく見出された高圧相の結晶構造を決定した。また熱測定実験とそのデータに基づく熱力学計算により、相転移の起こる圧力温度条件を精密に決定した。さらに様々なスピネル型酸化物の高圧相転移を調べ、相転移の様式の規則性を明らかにした。
地球深部のマントルを構成する岩石・鉱物が高温高圧下で起こす相変化を従来より詳細に解明した。それらの結果は、マントルで起こるダイナミックなプロセスを理解するための基盤となる。またスピネル型酸化物が高温高圧下で起こす相転移の様式の規則性を明らかにした。それらは、新しい結晶構造や機能を持つ酸化物を高温高圧下で合成する際に有用な指針となる。
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すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 5件、 査読あり 18件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (45件) (うち国際学会 14件、 招待講演 2件) 図書 (5件) 備考 (2件)
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