研究課題/領域番号 |
17H03193
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
辻内 伸好 同志社大学, 理工学部, 教授 (60257798)
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研究分担者 |
大平 充宣 同志社大学, 研究開発推進機構, 客員教授(嘱託研究員) (50185378)
伊藤 彰人 同志社大学, 理工学部, 教授 (60516946)
上林 清孝 同志社大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (70415363)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 運動制御 / トレッドミル / 慣性センサ / バイオメカニクス / 微小重力 / 宇宙医学 / 機械力学・制御 / バイオメカニズム |
研究成果の概要 |
骨格筋は骨格筋量を維持するだけで骨萎縮の予防法となるのみならず.加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)など様々な生体機能の退行性変化の予防が期待できる.そこで,申請者らの開発したウエアラブル計測装置を用いて低重力模擬環境下で高精度な歩行実験を実施した.さらに実験結果と人体筋骨格モデルを用いたシミュレーションを比較することで,廃用性筋萎縮の要因となる仮説を検証し,ヒラメ筋など下肢の抗重力筋の筋活動度が向上可能な自走式トレッドミルを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した,地面反力を計測するフォースプレートを搭載し推進力をフィードバックすることによる負荷制御機能を有する,効果的な歩行・走行トレーニングが可能な「負荷制御型トレッドミル」および簡易に身体運動計測が可能な「ウェアラブルセンサ」を,フィットネスジムに普及することによって,サルコペニアなどの原因となる下肢抗重力筋の減弱を防止できる.さらにウェアラブルセンサに基づく運動解析結果を併用した効果的なトレーニングによって,実寿命に限りなく近い健康寿命の維持に貢献することが期待できる.
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