研究課題/領域番号 |
17H03196
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
鈴木 孝明 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (10378797)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2017年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | マイクロナノメカトロニクス / ポリマーMEMS / フォトリソグラフィ / 微細加工 / microTAS / Lab on a Chip / 染色体伸張 / マイクロ・ナノデバイス / 知能機械 / MEMS / 染色体DNA / リソグラフィ / ナノマイクロメカトロニクス |
研究成果の概要 |
老化や細胞のガン化と関係があるとされる染色体末端部のテロメアの長さを計測する方法として、簡易かつ即座にテロメア長の絶対評価を行うマイクロチップを開発した。3次元リソグラフィ法によって作製したマイクロ鋳型を用いて、シリコン樹脂のモールディング法による大量作製向けのプロセスを提案し、作製した樹脂製ディスポーサブルマイクロチップ上で、遠心力により、細胞の固定から、染色体の抽出、伸張、懸架、解析までのすべての手順を半自動で行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の半導体製造技術は、2次元平面形状を積層することで3次元化してきたが、アライメントや集積化などの課題やテーパー構造は作製が困難であった。提案技術により、テーパー面を有する3次元微細構造が作製可能であり、特殊光源を用いたレーザー直接描画法などと比較しても、短時間で立体形状を有するチップを作製できる特徴があることが分かった。また、従来の光硬化性樹脂による一品毎の加工から、構築したモールディング加工法に変更することで、チップを大量作製して使い捨てチップとすることで、染色体伸張実験を多数実施できるようになり、定量的な結果が得られるようになった。
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