研究課題/領域番号 |
17H03226
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
遠藤 恭 東北大学, 工学研究科, 准教授 (50335379)
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研究分担者 |
宮崎 孝道 東北大学, 工学研究科, 技術専門職員 (20422090)
室賀 翔 秋田大学, 理工学研究科, 特任講師 (60633378)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 電子・電気材料 / スピントロニクス / 磁性 / 超薄膜 / 金属物性 / 高周波磁気計測 / ダンピング定数 / 磁気ひずみ / スピンエレクトロニクス / 磁性超薄膜 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、新規省エネ型スピントロニクスデバイスの基本要素パラメータである磁性超薄膜の磁化ダイナミクスに着目し、その新規計測技術の構築と、その計測技術を用いた磁性超薄膜における磁化ダイナミクスのメカニズム解明を行った。その結果、飽和磁気ひずみと、磁化ダイナミクスの主要パラメータであるダンピング定数を同時計測できる高周波伝送線路型プロービング磁化計測技術を構築し、得られるパラメータの値の妥当性を明確にした。また、磁化ダイナミクスのメカニズムに関しては、Fe系軟磁性二元合金超薄膜や他の合金薄膜の飽和磁気ひずみとダンピング定数を本計測技術により評価し、それらの相関の有無を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的な意義に関しては、本計測技術の構築と妥当性を明確にでき、その計測技術を用いて材料固有の磁気パラメータである磁気ひずみと磁化ダイナミクスの基本パラメータの一つであるダンピング定数の関連性を明らかにしたところである。また、社会的意義に関しては、磁化ダイナミクスのメカニズム解明に関連する結果が得られたことにより、デバイスを担う磁性材料設計が容易になることが期待でき、デバイスの実用化につながることが期待できる。
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