研究課題/領域番号 |
17H03231
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
加藤 景三 新潟大学, 自然科学系, 教授 (00194811)
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研究分担者 |
馬場 暁 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (80452077)
L CHUTIPARN 新潟大学, 自然科学系, 助教 (90769316)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 表面プラズモン / 透過光 / ナノ構造制御 / 金属グレーティング / 有機薄膜 / 金属微粒子 |
研究成果の概要 |
金属グレーティング上にナノ構造制御有機薄膜を作製し、表面プラズモン(SP)励起による透過光を用いたセンサについて検討した。そして、金属グレーティング上に金属微粒子を含む有機薄膜を作製し、金属薄膜界面のSPと金属微粒子界面の局在SPとの多重SP複合励起により、センサの高感度化が可能であることを明らかにした。さらに、長距離伝搬SP励起による透過光についても検討し、センサのさらなる高感度化が可能であることを示した。また、マイクロ流体デバイスを用いたバイオセンサやそのイメージング、フレキシブルセンサへの応用も可能であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の金属グレーティングを用いた透過型SP励起を利用したセンサは、プリズムが不要なため構造が非常に簡便で、フレキシブル化も可能である。また、溶液セルと組合せも容易なため、バイオセンサ応用にも有効である。そして、生体情報センシングデバイスとして、医療分野や、汚染物質などのモニタリングセンサとして環境分野などに大いに貢献できる可能性がある。さらに、本研究のSP励起は、センサの高感度化だけでなく、種々のデバイスの高性能化にも利用できると考えられる。
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