研究課題/領域番号 |
17H03263
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
八木谷 聡 金沢大学, 電子情報通信学系, 教授 (30251937)
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研究分担者 |
尾崎 光紀 金沢大学, 電子情報通信学系, 准教授 (70422649)
井町 智彦 金沢大学, 総合メディア基盤センター, 准教授 (60372489)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | ポインティングベクトル計測 / 高周波電磁界センサ / メタサーフェス / 電磁界エネルギー / 電磁環境計測 / 電磁波エネルギー |
研究成果の概要 |
電子機器等から放射される高周波(GHz帯)電磁波のポインティングベクトル(エネルギーの流れ)の空間分布を計測する手法を開発した。メタサーフェス構造を利用することで、電磁界ベクトルの2次元分布計測センサを考案し、ポインティングベクトル分布計測・可視化システムを構築した。また電磁波ノイズ源周辺におけるポインティングベクトルの振る舞いを詳細に解析し、波源から放射された電磁界エネルギーがどのように伝搬し、センサに結合して計測されるかを調べた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回開発した電磁界ベクトルセンサを用いると、電磁波ノイズエネルギーの発生・伝搬及び他機器への結合を包括的に計測・評価できるようになり、環境電磁工学やアンテナ・伝搬分野における学術的意義は大きい。またこれは従来にない電磁環境計測手法であり、今後無線通信を利用するIoT機器が急増する社会において、電子機器における電磁波ノイズ発生源の探査や、ノイズが他機器へどのように伝搬し影響を与えるか等の実測評価にきわめて有用である。
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