研究課題/領域番号 |
17H03270
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
大橋 正良 福岡大学, 工学部, 教授 (50500154)
|
研究分担者 |
藤井 威生 電気通信大学, 先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター, 教授 (10327710)
塚本 和也 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (20452823)
太田 真衣 福岡大学, 工学部, 助教 (20708523)
田久 修 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (40453815)
妙中 雄三 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (50587839)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
|
キーワード | SDN / 無線通信 / 有線通信 / ネットワーク / 無線資源 / 環境適応 / 情報通信工学 / 情報システム / 先端的通信 / 無線資源仮想化 / サービスドリブンSDN / 有線・無線ハーモナイズ / 環境適応無線 / end-to-end サービス / .SDN |
研究成果の概要 |
通信フローに対して、ネットワーク資源を柔軟に割り当てる事を可能とするSDNを、ダイナミックに変化する無線通信へ拡張することを目的に、無線区間における「無線資源の環境適応仮想化」と有線区間における「サービスドリブンSDN」という新たな概念を提唱し、これらが有機的かつ定常的に連携する環境適応ネットワーク「先進的無線・有線ハーモナイズドSDN」と、サービスから無線資源までを協調的に扱う新たなSDNフレームワークの確立を行った。実測データに基づくシミュレーション評価などにより無線・有線ハーモナイズドSDN技術の有効性を示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのSDNは有線ネットワークのフレキシビリティを飛躍的に向上させ、環境に適応したネットワーク資源の割り当てというパラダイムシフトを引き起こしたが、無線環境への適応は、双方のダイナミックなふるまいを協調制御できないためボトルネックとなっていた。本研究成果により、ダイナミックな無線資源を管理・仮想化する“スペクトラムマネージャ”とダイナミックなサービスの要求品質を把握する“サービスマネージャ”が連携することで、SDNの適用範囲を無線ネットワークにまで拡張させ、逼迫している周波数資源の有効利用にも活用できることが示され、将来の無線通信技術の発展に大きな影響を与えると考える。
|