研究課題/領域番号 |
17H03322
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
高山 純一 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (90126590)
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研究分担者 |
二神 透 愛媛大学, 防災情報研究センター, 准教授 (40229084)
稲葉 英夫 金沢大学, 医学系, 教授 (60159952)
柳澤 吉保 長野工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (70191161)
中山 晶一朗 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (90334755)
西野 達也 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (90403584)
藤生 慎 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (90708124)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 三次救急医療・救急搬送 / ドクターカー・システム / ドクターヘリ・システム / 国保データ・ベース(KDB) / 後期高齢者データベース / AED / 災害時道路網信頼性 / 医療・介護・福祉情報の一体管理 / 3次救急医療・救急搬送 / 国保データベース(KDB) / AED / 3次救急医療・救急搬送 / ドクターヘリ・ドクターカー / 超高齢社会 / 国保データベース / 地域包括ケア / 医療・福祉・介護の一体管理 / エリアマネジメント / 超高齢化社会 / ドクターカー / ドクターヘリ / ITS / 医療・福祉・介護一体管理 / 外国人対応マニュアル / ドクターカー・ドクターヘリ / 既往症歴・通院歴 |
研究成果の概要 |
超高齢社会における安全・安心なまちづくりを進めるために、3次救急医療・救急搬送の地域格差解消の対策と災害時同時救急要請に対応可能な救急車の最適配車検討システムの開発を行った。また、医療・福祉・介護の一体化を目的に、国保データベース(KDB)、後期高齢者データベースなどの様々な情報の一元管理の可能性を検討した。 具体的には、ミクロ交通シミュレーションを活用した救急車の最適配車システムの検討、ドクターカー・ドクターヘリの最適役割分担検討システ ムの開発を行った。また、発病してからの対応時間の制約が厳しい「心停止」(心臓発作等によるもの)を対象に、AEDの最適配置検討手法の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後益々高齢化が進展し、救急医療に対する需要と要請が増大する中で、救急医療現場のニーズに対応できる ITS技術の開発支援を目指すところに本研究の特徴がある。特に、高齢化が進む過疎地において、高齢者の医療・福祉・介護の生活情報を老人福祉施設等に集約化して、イザというときに対応できるように一元管理する考え方は、全くこれまでなかった考え方である。 災害時における消防救急計画は大変重要であり、アクセス性が低下する地域や寸断する危険性が高い道路の予測を行うことが可能となり、①今後の道路網整備指針や道路の運用管理、②防災拠点の最適配置計画の検討において非常に有効であり、これらが明らかとなった。
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