研究課題/領域番号 |
17H03330
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
栗栖 太 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30312979)
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研究分担者 |
春日 郁朗 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20431794)
高梨 啓和 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (40274740)
島崎 大 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (60322046)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 精密質量分析 / 水道 / 未規制物質 / 未知スクリーニング / ノンターゲット分析 / ノンターゲットスクリーニング |
研究成果の概要 |
水道水源となる河川水において、未規制であるが管理上重要な物質を抽出し、化合物レベルで特定する手法の開発を目指した。精密質量分析計を用い、低分子有機化合物を可能な限りすべて検出する技術を用いて、自然由来ではないとみなされる有機物のなかから、浄水中にも残存するものや、常時検出されるものを調べた。その結果、洗剤やその分解産物と推定される成分などを検出し、今後監視を行う対象として抽出することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有害性がよく知られている物質や、従来ひろく用いられてきた物質については、その危険性に応じて水質基準や監視方法が定められおり、水の安全性が担保されている。しかし一方で、常に新たな物質が開発され使用されて環境中に放出されていること、また環境中に放出された後に分解を経ることでより毒性の高い物質になるものの存在も知られている。本研究では、特に水道水質管理の手法として、有機物を可能な限り網羅的に検出測定する方法を適用し、未規制の化学物質を監視していく方法を提案した。
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