研究課題/領域番号 |
17H03337
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西脇 智哉 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60400529)
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研究分担者 |
井上 真澄 北見工業大学, 工学部, 准教授 (00388141)
菊田 貴恒 日本工業大学, 建築学部, 准教授 (20599055)
崔 希燮 北見工業大学, 工学部, 准教授 (70710028)
五十嵐 豪 東北大学, 工学研究科, 助教 (10733107)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | 繊維補強セメント系複合材料 / データベース / 性能評価指標 / 単繊維引抜試験 / 建築構造・材料 / 補強繊維 / 複合効果 / 総合評価指標 / 性能指標 / 単繊維引抜 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、繊維補強セメント系複合材料に着目し、高機能化・高性能化を実現する材料設計のためのデータベース構築と、包括的な評価手法の開発に取り組んだ。FRCCに対して用いる補強繊維について、センチメートル~ナノメートルオーダー、かつ、様々な材質について実験検討などを行って、データベースを整備した。このような幅広い補強繊維の組み合わせを利用した調合設計が可能となるよう、目標として定めた複数の指標(例えば、ひずみ硬化、自己修復効果、ワーカビリティ、コストなど)を総合的に評価するための指標を整備した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FRCC材料は、長期に亘る建築や社会インフラストックの有効活用や、それを支える維持管理の確実な遂行に資すると期待される一方で、その高機能化・高性能化を実現する材料設計手法は必ずしも体系立てられていなかった。本研究課題で示した各種補強繊維の横断的なデータベースや、FRCC材料の総合評価手法は、設定した性能項目に対して適切な補強繊維の組み合わせ方法を検討するための、材料設計手法に大きく資するものである。
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