研究課題/領域番号 |
17H03341
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
市之瀬 敏勝 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10151474)
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研究分担者 |
眞田 靖士 大阪大学, 工学研究科, 教授 (80334358)
高橋 之 大同大学, 工学部, 准教授 (20620842)
鈴木 卓 高知工科大学, システム工学群, 講師 (20738710)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 鉄筋コンクリート / 中高層建物 / 連層耐震壁 / 開口 / 地震被害 / 開口低減率 / 耐震壁 / 強度 / 剛性 / 建物 |
研究成果の概要 |
研究成果の概要(和文):鉄筋コンクリート建物の耐震壁の設計にあたっては,窓やドアなど開口の影響を適切に評価する必要がある。これまで,中高層建物では開口の上下で地震被害がよく見られた。本研究では,規則的な開口配置はもちろん,不規則な配置の場合も含めて鉄筋コンクリート連層耐震壁の実験を行った。また、基礎梁や中間階の梁を抜き出した要素実験も行った。そして、損傷限界,終局強度,変形性能に関するデータを得た。実験結果に基づき、損傷限界,終局強度を簡単に表現できるような開口低減率の計算式を導いた。さらに,有限要素法解析により,開口低減率の妥当性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者が調べた限り,今回のような実験は,国の内外を問わず行われていない。開口の上下で地震被害は,世界中でよく発生しており、学術的インパクトは大きいものと考えられる。また、提案した開口低減率の計算式は十分に簡単であるため、実際の構造設計で使用可能と考えられる。
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