研究課題/領域番号 |
17H03349
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
持田 灯 東北大学, 工学研究科, 教授 (00183658)
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研究分担者 |
大風 翼 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40709739)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 将来気候予測 / 熱収支構造 / メソ・ミクロ一環解析 / 熱中症リスク / 適応策 / 建築環境・設備 / 地球・都市環境 / 将来気候 / 屋外温熱環境設計 |
研究成果の概要 |
高精度なメソ・ミクロ気象一貫解析手法を開発し、2050年代の夏季の気温及び湿度上昇を定量的に予測した。メソスケールの熱中症リスクを推定すると共に、リスクの高いエリアを抽出してミクロ気象解析へ接続し、実街区内の気候分布、更に人体温熱生理解析へ連結して街区スケールの熱中症リスク分布を予測した。更に、2050年代の沿岸都市における顕熱・潜熱収支構造の3次元空間分析・時間変化を分析し、海風の気温低減効果が減少していくこと、また、特に沿岸部で湿度上昇により熱中症リスクが上昇することを示した。以上から、各種都市温暖化対策手法を多角的に評価し、各手法の優先度及びその将来変化を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、2000年代から2050年代にかけた気候変化が、沿岸都市の都市空間、市街地空間内の三次元顕熱・潜熱輸送とその時間変化、また熱収支構造に及ぼす影響を明らかにした。 これに基づき、将来における海風導入、蒸発(気化)冷却的手法等の功罪を、①大気加熱量、②屋外居住空間の熱中症リスク、③空調用エネルギー消費の観点から総合的に定量化した。 これらは、今後の気候変化に備え、適応するための都市環境計画を考える際の基礎となるものである。
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