研究課題/領域番号 |
17H03360
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松村 秀一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (00199853)
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研究分担者 |
藤田 盟児 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (20249973)
稲葉 信子 筑波大学, 芸術系, 教授 (20356273)
高田 光雄 京都美術工芸大学, 工芸学部, 教授 (30127097)
内田 青蔵 神奈川大学, 工学部, 教授 (30277686)
服部 岑生 千葉大学, 大学院工学研究院, 名誉教授 (40009527)
藤井 恵介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 名誉教授 (50156816)
亀井 靖子 日本大学, 生産工学部, 准教授 (50386083)
岡 絵理子 関西大学, 環境都市工学部, 教授 (60346187)
小沢 朝江 (小澤 朝江) 東海大学, 工学部, 教授 (70212587)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 和室 / 文化遺産 / 住宅 / 日本建築 / 生活文化 / 世界遺産 |
研究成果の概要 |
和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本研究は、建築の諸専門分野の知見を効果的に集めるとともに、他分野の知見等も加えることで、和室の文化的な特異性を明らかにし、和室が国際的にも尊重すべき文化財として認知される状況を作り出す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)有形文化としての和室の特異性に関して、中世の会所に始まり現代建築の和室に至る構法、内部空間、外部との関係等の属性の共通点と多様性の幅を見極めた。無形文化としての和室の特異性に関しては、近世以降の関連資料の中の和室に関する記述を抽出、整理し、時代による変化もあわせて明らかにした。(2)和室の核になる空間構成要素がいつどのように成立したかを明らかにし、それが継承され変容させられていく歴史的な過程の解明を行った。(3)私達の住宅での和室の位置付けの変化を明らかにした。(4)無形文化遺産条約など国際的枠組みにおける和室の位置付けを明確にした上で、成果を広く公表する単行本の原案を作成した。
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