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文化と景観およびその保護手法の研究-農業景観・里地里山景観の保全管理の課題

研究課題

研究課題/領域番号 17H03371
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関筑波大学

研究代表者

稲葉 信子  筑波大学, 芸術系, 名誉教授 (20356273)

研究分担者 斎藤 英俊  京都女子大学, 家政学部, 客員教授 (30271589)
平賀 あまな  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 特任准教授 (90436270)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワード文化的景観 / 農業遺産 / 世界遺産 / 持続可能な開発 / 保護・保全 / 里山 / 農業景観 / SATOYAMAイニシアチブ / SATOYAMAイニシアティブ
研究成果の概要

文化と自然を統合して総合的に扱う遺産の概念であることからその施策の充実が期待されている文化的景観について、その中でも人が育ててきた農地とその周辺の景観(農業景観)を取りあげて、特に保全管理の問題に焦点をあてて研究を行った。農業に関わる文化的景観のうち、ユネスコ世界遺産あるいはMAB計画エリア、国連食糧農業機関GIAHその他、国際機関による遺産制度の認定を受けている景観を取りあげて、農業遺産としての把握のされ方、価値づけやゾーニングの手法、適用される制度や関係する行政機関の範囲、農業政策あるいは農業市場の影響を調査し、農業に関わる文化的景観の現状を分析し、その実態を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

農業に関わる文化的景観には、伝統的な土地の管理から農業信仰に関わる行事まで、有形と無形の遺産的価値の統合、文化と自然の保全手法の統合、生物多様性戦略への貢献など、持続可能な地域社会づくりに向けての、遺産の統合的把握のための主要な要素が凝縮されていると同時に、保全の主たる対象である農地、二次林、草原そのものが地域の生業の維持ともかかわるところから、地域の総合的な政策と保全との関係をどのように築いていくかを考える上で、具体的な課題が抽出可能な研究領域である。本研究成果は、農業遺産保護分野における現在の政策課題の有効性の検証、今後のあり方を探るための指針の構築に貢献する意義を有している。

報告書

(4件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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