| 研究課題/領域番号 |
17H03415
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
構造・機能材料
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
安田 弘行 大阪大学, 工学研究科, 教授 (60294021)
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| 研究分担者 |
趙 研 大阪大学, 工学研究科, 講師 (00633661)
永瀬 丈嗣 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 准教授 (50362661)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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| 配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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| キーワード | 構造・機能材料 / 社会基盤構造材料 / ハイエントロピー合金 / 転位 / 格子欠陥 |
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| 研究成果の概要 |
非等量配合fcc型ハイエントロピー合金であるAlxCoCrFeNi、CoCr1+yFeNi1-yMnでは、結晶粒界やせん断帯等の格子欠陥部でそれぞれNiAl、シグマ相が超高速析出し、結晶粒界をピン止めすることにより、単純な圧延再結晶処理だけで、それぞれ最小平均粒径0.7μm、1.4μmの超微細粒組織が得られた。これに伴い、室温にて、優れた強度－延性バランスが得られた。降伏応力はHall-Petchの関係、fcc母相の平均結晶粒径は、修正Zener-Smithモデルとよい一致を示した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
5種類以上の構成元素を等量配合するのではなく、あえて非等量配合とすることで、結晶粒界、せん断帯といった格子欠陥部に第2相を高速析出させ、そのピン止め効果により超微細粒を得る、というアイディアは、申請者が世界で初めて考案したものである。単純な圧延再結晶処理で超微細粒化が達成できる点が長所である。論文発表、国際会議発表を通じて、このアイディアは世界の知るところとなり、現在では、類似の研究に関する報告が後を絶たない。
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