研究課題/領域番号 |
17H03429
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三宅 正男 京都大学, エネルギー科学研究科, 准教授 (60361648)
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研究分担者 |
池之上 卓己 京都大学, エネルギー科学研究科, 助教 (00633538)
平藤 哲司 京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (70208833)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | イオン液体 / 電析 / めっき / 高融点金属 |
研究成果の概要 |
イオン液体を溶媒とし、新規タングステン塩をイオン源として用いることで、緻密で平滑なタングステン合金膜を電析することができた。この合金膜が高耐食性を示すことを明らかにするとともに、良好な機械的特性を示すことも明らかにした。本研究を通して、イオン液体への種々のタングステン塩の溶解挙動、イオン液体中のタングステンイオンの電気化学挙動、さらには、それらに及ぼす微量な水分の影響に関する知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タングステンに代表される高融点金属の潜在的用途は多岐に渡るが、加工が困難であることから、現在は用途が制限されている。本研究により、イオン液体とある種の塩を用いることで、高融点金属元素を含む緻密な合金膜の電析が可能であることが明らかとなった。この電析技術を用いれば、高融点金属(合金)材料を微細構造に成形することが可能であり、高融点金属(合金)材料の適用可能範囲が大幅に拡大されたと考えられる。
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