研究課題/領域番号 |
17H03447
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
寺坂 宏一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00245606)
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研究分担者 |
藤岡 沙都子 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (50571361)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | ファインバブル / ウルトラファインバブル / マイクロバブル / 気泡物性計測 / 気泡 / 化学工学 / 気泡塔 / 分離 / オゾン / ファイバブル |
研究成果の概要 |
ウルトラファインバブル(以下UFB)の性質を評価するための新しい分析・計測技術を開発した。UFBの純度評価法として緩慢凍結融解法、サンプル調製法としてUFB水の希釈および濃縮技術を開発した。また大腸菌殺菌用オゾン水の製造法、マイクロバブル内ガスの溶解速度の推算法を導いた。マイクロ流路を利用した単一微細気泡生成、超音波付加による水中からのUFB生成にも成功した。さらにドイツ-カナダ-日本の国際ファインバブルコンソーシアムを設立し、2018、2019年にカナダでUFBに関する国際ワークショップを2回開催した。また2017年に日本で寺坂教授とSchlueter教授が議長を務め国際会議を開催した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ファインバブル技術発展のボトルネックとなっているファインバブル特性の分析・評価方法が開発された。これらの成果はファインバブル研究開発を後押しし、ファイバブルを新しい科学として構築し、学問として体系化を促す。また本研究で提案された評価方法は国際標準規格(ISO)となるので世界的なファインバブル産業の健全な育成と普及に貢献する。
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