研究課題/領域番号 |
17H03462
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
古南 博 近畿大学, 理工学部, 教授 (00257966)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | 光触媒 / 自然エネルギー / 物質変換 / プラズモニック光触媒 / 可視光 / 太陽光 / バイオマス / メタルフリー / 水素フリー / 水素化 / 流通型反応器 |
研究成果の概要 |
本研究では、申請者らの研究成果を最大限活用し、研究課題にある、a)高難度選択的物質変換、b)自然エネルギー(光・熱)と廃棄物の利用、c)可視光応答化、を研究キーワードに掲げ、高難度な研究に挑戦し、以下の成果を得た。1)メタルフリーや水素フリー条件下において各種光触媒反応が進行する。2)助触媒を導入することにより、反応速度が著しく大きくなる。3)水を含む様々な溶媒を用いることができる。4)太陽光照射下、外的なエネルギーを一切加えないパッシブな条件においても、反応が進行する。5)廃棄物を水素源として利用できる。6)30 K程度の温度上昇により反応速度が著しく大きくなる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然エネルギーと光触媒を組み合わせることにより、温和な条件において様々な高難度物質変換反応が可能であることを明らかにした。また、その処理にエネルギーを投入している廃棄物を目的反応の水素源に利用できることもわかった。本研究は、自然エネルギーを主な駆動源とする低エネルギー消費型化学工場への道程の第一歩となる。
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