研究課題/領域番号 |
17H03463
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
関 実 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (80206622)
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研究分担者 |
山田 真澄 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (30546784)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2017年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | マイクロ・ナノデバイス / 細胞選抜 / 3次元組織 / 細胞外マトリックス / 細胞アッセイ / マイクロナノデバイス |
研究成果の概要 |
個々の細胞を組み立てて3次元的な生体組織モデルを作り上げる上で,必要な細胞を選抜し,複数種の細胞を正確に配置させ,さらにそれらを3次元的空間に固定する,という技術は必須である。本研究では,これらの個別操作を自動的かつ効率的に達成するマイクロ流体デバイスを開発し,その有用性を実証したほか,それらを統合した連結型システムの開発を行った。そして実際に複合型肝組織や多層血管モデルなどの作製を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通常の手作業の実験系では不可能な,精密な細胞操作を可能とする新規システムの開発を行うことができた。特に細胞の選抜においては,高効率な新規マイクロ流体デバイスを提案でき,また細胞の配置と組織化については,細胞親和性のあるハイドロゲル材料に細胞を生きたまま導入し,その機能を向上できることが確認された。これらの手法は,再生医療や創薬のみならず,診断医療や基礎生物学にも役立つ基盤技術になりえるものである。
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