研究課題/領域番号 |
17H03494
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
陸田 秀実 広島大学, 工学研究科, 准教授 (80273126)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 浮漁礁 / 海洋エネルギー / エネルギーハーベスティング / エネルギーハーベスター / 圧電素材 / 海洋発電 / 圧電素子 / 自然エネルギー / CFD / CFD |
研究成果の概要 |
本研究は,地産地消・小規模分散型,かつ,安全・安心な独立電源型エネルギーハーベスターの一つとして,浮魚層型海洋エネルギー発電プラットフォームを提案・開発したものである.具体的には,1) FFBの基本設計方法・指針の提案,2) 海洋環境CFDシミュレータの開発,3) 搭載する発電デバイスの設計・製作,さらには,4) 係留力,運動性能を評価するための水槽試験を実施するとともに,5) 実海域フィールド試験を実施し,各種センサーに電力供給が可能であることを実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案・開発した浮魚層型海洋エネルギー発電プラットフォーム(FFB)は,漁礁周辺を回遊する魚群の一例として利用可能であるまた,FFBは,このような海洋環境を維持・発展させつつ,新たな発電機能を付加価値として創出する.そのため,電源確保の厳しい沿岸・外洋域において,集魚灯,航路灯,海洋環境および防災情報などの無線センサー機器への電力供給が可能となり,漁業資源・漁業者との共生・独立電源型の海洋エネルギーハーベスティング技術になり得ると考えられる.また,得られた知見・技術は,係留型浮体構造物の設計指針にも応用できるものである.
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