研究課題/領域番号 |
17H03613
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム医科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
畑田 出穂 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (50212147)
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研究分担者 |
堀居 拓郎 群馬大学, 生体調節研究所, 准教授 (00361387)
森田 純代 群馬大学, 生体調節研究所, 助教 (40589264)
澁谷 海大 群馬大学, 生体調節研究所, 研究員 (70786839)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | エピゲノム / ゲノム編集 / エピゲノム編集 / エピジェネティクス / ゲノム |
研究成果の概要 |
安定な制御性T細胞を作製するためには強力なエピゲノム編集技術が必要である。そこでこれまで開発したTETをリクルートするSunTag法を改良しTETに加えてVP64をリクルートすることによりより強力なエピゲノム編集をおこなうことができた。すなわちdCas9-SunTag、scFv-TETに加えて別のエピゲノム因子と融合した抗GCN4ペプチド抗体(scFv-X)を用いると、TET1とFactor Xの両方を単一のsgRNAで標的にリクルートすることができ、標的遺伝子を相乗的に活性化させることができた。特にXとしてVP64を用いたときに最も相乗効果が高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は自己免疫疾患の多くに適用できる可能性があるとともに、特定の遺伝子を特異的にねらったエピゲノム療法という新たな治療戦略を提供する。この戦略は遺伝子の発現量を回復させることにより治療できる様々な疾患に応用可能である。また遺伝子治療と異なり一過性の遺伝子発現あるいはリコンビナントタンパク質の導入でも治療は可能であるので遺伝情報自体は変化せず、従来の遺伝子治療と比較して安全である。
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