研究課題/領域番号 |
17H03635
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
星野 真一 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 教授 (40219168)
|
研究分担者 |
細田 直 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 准教授 (40438198)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | mRNAポリA鎖伸長 / mRNA ポリA鎖伸長 / mRNA / ポリA鎖伸長 / ポリAポリメラーゼ / RNA結合タンパク質 / 遺伝子発現制御 / 遺伝子発現調節 / mRNA分解 / 遺伝子発現 / 翻訳 |
研究成果の概要 |
遺伝情報であるmRNAの3’末端にはポリA鎖が付加されており、ポリA鎖の調節が、遺伝子発現の転写後調節において中心的な役割をはたしている。これまで、独自に解明したmRNAポリA鎖分解(mRNA分解開始)の分子機構に基づいて、ポリA鎖を標的とする遺伝子発現の負の調節機構を解明してきたが、本研究においては逆にポリA鎖を伸長することによる正の遺伝子発現制御が体細胞において広く存在することを明らかにし、その普遍的な分子機構を解明することに成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体内における遺伝子の発現調節は、翻訳の鋳型であるmRNAの量を調節することが重要であるが、その方法としてはmRNAの量を増やす転写の調節と、mRNA量を減らすmRNA分解の調節の2つの方法がある。これまで転写調節の研究が進展したが、本研究ではmRNA分解調節に焦点を置いて研究を行い、mRNAポリA鎖分解による負の調節機構に加えて、mRNAポリA鎖伸長による正の調節機構が存在することを新たに見出し、その普遍的分子機構を解明した点において学術的、社会的意義を有する。
|