研究課題/領域番号 |
17H03647
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
Gerle Christoph 大阪大学, 蛋白質研究所, 特任准教授(常勤) (10561970)
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研究分担者 |
森本 幸生 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (80200450)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | mitochondria / F-ATP synthase / cryo-EM / membrane protein / super complex / cristae / membrane architecture / membrane transport / supercomplex / protein structure / PTP / channel / 高分解能電子顕微鏡解析 / 膜タンパク質複合体 / クライオ電顕 / FoF1ATP合成酵素 / 膜蛋白質複合体 / FoF1ATP合成 / FoF1 ATP synthase / bioenergetics / single particle cryo-EM / structural biology / membrane biology / proton transport / rotary ATPase / 分子モータ / 蛋白質 / 電子顕微鏡 / 生体分子 |
研究成果の概要 |
ミトコンドリア内膜のプロトン駆動力によるATP合成は哺乳動物の最も重要なエネルギー変換過程であり、それはF-ATP合成酵素により駆動されている。この極めて基盤的な生理過程を理解するためにはこの酵素の複雑な構造を原子レベルで解明することが必須である。我々はATP合成酵素の新い精製方法などの確立に成功してF-ATP合成酵素の新しい機能を発見した。これでこれからの新しい構造機能解析研究の基礎を作った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
哺乳類のF-ATP合成酵素は、ミトコンドリア疾患の鍵を握る存在として現在注目されている。今回のプロジェクトで得られた新しい調製法、膜の再構成、透過性遷移孔としての機能の発見は、F-ATP合成酵素の研究を前進させる上で重要な役割を果たすことが期待される。
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