研究課題/領域番号 |
17H03660
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2019) 東京大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
渡邉 力也 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (30540108)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 1分子生物物理 / 膜タンパク質 / トランスポーター / MEMS / bioMEMS |
研究成果の概要 |
本研究では、私たち自主開発したトランスポーターの1分子計測技術群を総動員することで、人工生体膜に埋め込んだFoF1における構造変化と物質輸送活性の1分子計測を実現した。また、当該技術を他のトランスポーターの1分子解析へも拡張することに成功しており、今後は更なる研究活動の発展が期待できるものと確信している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
トランスポーターは、構造変化と共役して標的分子を輸送する膜タンパク質であり、細胞内の恒常性の維持に深く関わっている。近年、トランスポーターに関連する様々な疾患が同定され、トランスポーターの作動機構を詳細に解明することは、学術・産業の両面において急務とされている。本研究成果はトランスポーターの作動機序を理解する上で、重要な技術基盤の確立の第一歩であり、今後のトランスポーターの研究の発展に寄与することが期待される。
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