研究課題/領域番号 |
17H03781
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
津田 雅孝 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90172022)
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研究分担者 |
永田 裕二 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (30237531)
大坪 嘉行 東北大学, 生命科学研究科, 准教授 (40342761)
加藤 広海 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (90727265)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 汚染土壌浄化 / 有害化合物 / 細菌 / 遺伝子 / 微生物間相互作用 / 土壌汚染防止・浄化 / 有害化学物質 / 微生物相互作用 |
研究成果の概要 |
特定細菌群は代表的有害化学物質であるフェナントレンの分解能を有するにもかかわらず、本化合物により大幅な生育阻害を受けること、そして、この阻害は分解能のない様々な異種細菌株の共存により大幅に解消されることを本研究開始前に見出していた。本研究では、上記の生育阻害と共存異種細菌株による阻害緩和の両現象に関して、遺伝学やゲノム科学の観点を含む多角的で詳細な解析により、両現象を各々支配する機構と新規性を備えた異種微生物間相互作用を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非分解菌株共存による分解菌株生育阻害の大幅な緩和現象発揮には前者細菌株生細胞の高密度での存在が必要であるという成果は、生育阻害緩和に特定生物機能が必要という既知研究成果では見られなかった新規性を備える点で学術的意義がある。一方、実環境は複合細菌系であることから、様々な有害化学物質で汚染された環境の効率的浄化実施に際しての基盤知見を本研究成果は提供できる社会的意義を有する。
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