研究課題/領域番号 |
17H03797
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
善藤 威史 九州大学, 農学研究院, 助教 (50380556)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | バクテリオシン / 抗菌ペプチド / 乳酸菌 / 生合成機構 |
研究成果の概要 |
構造や活性に特徴をもつ種々の新奇乳酸菌バクテリオシンを新たに見出し、それらの構造を決定した。これまでに我々が見出してきた多種多様な新奇乳酸菌バクテリオシンのうち、環状バクテリオシンの生合成関連遺伝子群を決定するとともに、自己耐性機構や分泌機構、環状化機構の一端を明らかにした。また、多成分バクテリオシントランスポーターの基質特異性と分泌機構、菌種選択的な活性をもつバクテリオシンの生合成機構や作用機構を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
安全な抗菌物質としての利用が期待される乳酸菌バクテリオシンについて、新しい構造や活性もつものを多数見出し、それらが有する特徴的な生合成機構や作用機構の一端を明らかにした。これらを基盤とすることで、用途に応じた乳酸菌バクテリオシンの選択やより安全な利用が可能になる。さらには、新奇乳酸菌バクテリオシンの構造と環状化機構などの新しい生合成機構を利用した抗菌ペプチドの設計や高生産への展開が期待される。
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