研究課題
基盤研究(B)
生命現象の根幹をなす酸化還元(レドックス)反応は、食品の健康維持増進・疾病予防効果の有用なターゲットと考えられており、複合成分系である食品の「組合せ効果」のターゲットとしても期待されている。そこで本研究では、抗酸化活性の評価に資する生体レドックス可視化法の開発とともに、計量化学的技法を駆使してレドックス制御に効果的な食品成分コンビネーションを高精度かつ理論的に導出できる新たな成分評価技術の創出に成功した。
本研究の成果は、食品成分・素材の抗酸化活性に着目した組合せ効果の理解(科学的根拠の提示)や予測、成分の有効活用に資する機能性食品の戦略的立案や食べ合わせに役立つ成分評価のブレークスルー技術を提案するものである。また、生体レドックス可視化技術は、食品成分の抗酸化活性の高精度評価ならびに酸化ストレス応答に関連する食品感受性マーカーや疾病発症リスクマーカー開発に寄与する技術的イノベーションにつながることが期待できる。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 1件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (24件) (うち国際学会 6件、 招待講演 8件) 産業財産権 (1件)
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